アカペラ先行
共作「予定調和」において、作曲者側で行われた闇のゲーム。
アカペラに合わせてトラックを構築する作曲ギミック。
ルール
- ボーカルからアカペラトラックが提示され、それに合うように後付けで作曲する
関連項目
- MP6
- World Technique
ここでは、SIXが作った創作用語の一覧を掲載しています。
韻や作詞に関するものが中心です。
共作「予定調和」において、作曲者側で行われた闇のゲーム。
アカペラに合わせてトラックを構築する作曲ギミック。
ルール
関連項目
録音を横着するためのギミック。
同音ライム(リズム一致)の歌詞を用意し、第一句だけを録音する。
そのアカペラデータを第一句と第二句の箇所に繰り返しミックスする。
2小節録って、それを2箇所にミックスすれば4小節分になる。
両フレーズがまったく同じ音の場合に使える。
ただ、母音と子音とリズムが一致しても、音程など他の一致ファクタが原因で適用できないケースがあるかもしれない。
連打ライムなら第三句以降も同じようにミックスする。
トラックの好きな箇所(まだボーカルがミックスされていない部分)に早い者勝ちでミックスする共作企画向け音源ギミック。
複数名で順に行い、前後とうまく文意を接続させながら書き進める。
あるライムグループにおいて、グループ内のフレーズが備える共有部分を文字(ライムパターン)として表記したもの。
母音ライムであれば“母音パターン”、母音リズムライムであれば“母音リズムパターン”のように、一致ファクタに応じた一致パターンが存在する。
一人目と同じ韻を全員でなぞる共作企画向け作詞ギミック。
どこを残すか、母音子音をどこまで合わせるかは、二人目のなぞり方によって確定する。
関連項目
押韻に関わる創作活動をしている人たちの社会。
作家・批評家などの集団。
押韻界。
韻を踏むことに執着した結果、破綻した文章や不自然な表現(必然性のない表現)を選ぶこと。
言い換えれば韻の制御力が低い状態。
技巧を追求する意識が強すぎるあまり、言葉選びの自律性を奪われており、よくない状態である。
文章の整合性を保ったままでその韻を使用できないか、見直してみる必要がある。
しばしば見かける“韻に踏まれる”という表現がぴんとこなかったので、代わりになる用語として。
関連項目
文章全体に対して韻が占める割合。
“ライムフレーズの音数÷文章全体の音数”で求められる。
最小値は0パーセント、最大値は100パーセント。
繋ぎの多いテキストは韻面積が小さい。
繋ぎの少ないテキストや、ブリッジライムを多用したテキストは韻面積が大きい。
韻の過剰摂取によって気分が悪くなること。
用法・容量を守ってご利用ください。
各自パートの映像を各自が作成する共作企画。
映像ライムのような趣向の見せ方を競うことができそう。
映像によって生み出した韻。
あるいは映像によって強化された韻。
例として、類似映像ライムや同一映像ライムがある。
思い付いてすぐにそのまま使用した韻。
推敲で加熱しすぎると劣化することがある。
エコーの音響効果を模した韻。
エコーに見せかけるために求められる特徴は子音一致率が高く、繋ぎの文字数が0音であること。
関連項目
Matching Rateの略。
一致率と同義。
韻について研究する学問。
韻学。
rhymology。
押韻学に携わる者。
韻学者。
rhymologist。
音響一致率は一致率の一種。
2音、あるいは2フレーズ間において、音の響きがどの程度近いかを表す指標である。
その構成要素は、母音一致率、子音一致率などに分解できる。
日本語のラップにおける韻を考えるとき、慣習として母音一致が前提とされやすい。
そのため、単に“一致率”といった場合、それは子音一致率を指すことが多い。
関連項目
韻の長さを測る指標。
“文字数”でなく“音数”を推奨する理由は、日本語において発音を数える標準的な単位が、表記上の文字数ではなく拍(モーラ)であるため。
例として「ちゅうちょ」と「じゅうしょ」で韻を踏んだ場合、文字数は5文字だが音数は3音である。
拍数という呼び方もあるが、ラップにおける韻を論じる際に“トラックの一拍、二拍”と紛らわしいので避けている。
借り物のテキストを無理やり歌詞として使用する音源ギミック。
聴いたことのない曲の歌詞を借用し、想像だけでカバーソングを歌うイメージ。
あるいは歌詞以外の文字列を歌詞として使ってもよい。
関連項目
表記と発音の異なる韻の一種。
変換前の段階では韻として成立しない吹替ライム。
両面吹替ライムと違い、予期せぬ位置に韻が登場するので意外性がある。
表記が絵文字のみで構成されるemojirapも片面吹替ライムに含められる。
関連項目
複数のライムグループの組み合わせで構成された韻。
“連打ライム”のうち、一致部分の長さが一定でないもの。
たとえば母音ライムであれば、母音一致する音数が一定でないもの。
別の言い方をすれば、部分ライムを伴った連打ライムである。
踏める回数と音の心地良さのバランスを考えた時、ベストと思われる子音一致率。
これより一致率の高い言葉は連打が困難で、これより一致率の低い言葉は反復効果が乏しい。
SIXにより2010年頃に提唱された。
関連項目
元となった創作者や創作物よりも優れた部分を備える派生作品。
劣化コピーの逆。
指定されたお題で韻を踏む共作企画向け作詞ギミック。
各パートの最後で“お題フレーズ”を提示する。
次パート担当者はそのお題フレーズで韻を踏み、最後に“次のお題フレーズ”を提示する。
歌詞のある部分とある部分が、意味の繋がり(文脈一致率の高さ)を備えていること。
ライムフレーズ同士で共鳴しているのがシンクロライム。
“繋ぎ”で共鳴させたものを含めて総称する場合はナチュラルライムとなる。
また、共鳴の乏しいライムフレーズ同士で構成された韻をスプリットライムと呼ぶ。
引用を先に行い、その後に原文を執筆すること。
関連項目
サンプリングを先に行い、その後に原曲を制作する作曲ギミック。
関連項目
クオリティ・オブ・ライム、韻の品質。
文脈上の整合性、音響一致率など、様々な要素で構成される。
QORは韻単体について、あるいは複数の韻の総合的な評価として論じる。
一般に、生命と引き換えに可能な限りQORを高めることがライマーの本懐といわれる。(筆者個人の見解です)
素材フレーズを繰り返し音読して韻を探すこと。
特に素材先行型のライミングにおいて活用されやすい。
口ずさみサーチにおいては、母音ライムより同音ライムのほうが発見は容易である。
「サイレンと」や「苦労と知ろうと」などの同音五秒ライムが氾濫する原因は、口ずさみサーチでの上位ヒットに起因すると考えられる。
踏んでいることが読者に伝わりやすい韻(認識率の高い韻)。
逆に伝わりづらい韻はファジーライムと呼ぶ。
伝わりやすくなる要因としては、主に*“一致率の高さ”“登場位置の近さ”が挙げられる。
その他、ラップなどの音源媒体においては“節回しの近さ”、ネットライムなどの活字媒体*においては“表記の仕方”などがある。
韻面積100パーセント(繋ぎ無し)の長い鋳型ライムを多用する手法。
対句のようになっており、様式美を感じる。
名称はこの手法の先駆者であるDragon AshのKjから。
第二句に応じて第一句を修正し、第一句に応じて第二句を修正する――という作業を交互に行いながら音数を引き延ばしていくライミング手法。
両側のフレーズで改変を許すことが素材先行法との違いである。
関連項目
構造的一致率。
フレーズを一音単位に分割し、母音や子音やリズムの構成によって分析した音響一致率。
ライムグループのうち、後から用意したもの。
先に決めたフレーズは先行フレーズ。
多くの読者が意図ライム通りに認識できるような韻。
関連項目
先頭や末尾など、小節の定位置に韻を配置するオーソドックスな配置方法。
特にラップにおいては、各小節の末尾に韻を並べる脚韻がメジャーである。
固定配置では一定間隔の音響的な反復が起こるため、意図したリズムを読者に伝えやすいが、その反面単調さが生じやすい。
関連項目
韻を踏むフレーズを同時に発声する音源媒体用のギミック。
二つのトラックを左右に分離したステレオライムと、分離せず同じ定位で行ったものは、どちらもコーラスライムの一種である。
関連項目
ある素材フレーズから発掘開始し、五秒以内で思い付くような安直な韻。
「優れた韻の条件」における“独創性”に抵触する、低評価ライムの一種である。
ただし発掘力は個人差が大きく、この判定は自分自身にしか当てはまらない。
より正確にいえば、五秒ライムとは“自分の発掘力において五秒以内で思い付くような韻”といえる。
他人の韻を批判する目的で使うことは避けるべきである。
五秒ライムの“五秒”は短時間であることの誇張表現であり、実際には所要時間の計測は行わない。
お題として与えられた3フレーズを作品テーマに織り込み、5分以内に作詞する共作企画向けの作詞ギミック。
五分ライムと三題噺を融合したもの。
フレーズを馴染ませる編集力、即興的に作詞を行う瞬発力のトレーニングになる。
ルール
時間差ライムの亜種。
第一句の時点で「おそらくライムフレーズだろう」と予測させるが、実際には第二句が登場しないもの。
登場位置が小節末であったり、フレーズが印象的である等の要因によってライムフレーズに誤認させる。
解が出尽くしたと思われる段階から、さらに別解ライムを発掘し続けた結果辿り着ける、“最後の一滴”のような韻。
無音で歌詞が流れる動画。
視聴者によって脳内再生するか、音読してもらう。
「0MC+0DJ」で採用している。
目標会議の参加者で運用しているScrapboxプロジェクト。
各自の目標に対する取り組み状況を日次で記載する。
“できた日”も“できなかった日”も、基本的に毎日書き込む。
達成状況を視覚化することで進捗によい影響を与える働きはレコーディング・ダイエットに近い。
関連項目
作品を作った者。
ライミングにおいては、その韻を考えた者を作者と呼ぶ。
テキストの場合は書き手、ラップなど音源の場合は作詞者が韻の作者となる。
ただし、歌い手も作者として扱う場合がある。
たとえば発音依存ライムにおいて、発音レイヤーで歌い回しを工夫することによって、はじめて韻が成立するような場合。
発音プロセスが“韻の考案”を担っていれば、発音者も(共同の)作者といえる。
同様に、“韻を観賞する者”を読者と呼ぶ。
(音源作品における聴き手を含む)
表記と発音の異なる韻の一種。
吹替ライムと似ているが、変換後は韻として成立しないもの。
音響効果としてマイナスなので用途はあまり無いが、意外性を狙ったフェイントとして有効か。
関連項目
お題として与えられた3フレーズを作品テーマに織り込む作詞ギミック。
文脈的に乖離した内容を馴染ませる、編集力のトレーニングとして行われる。
発掘と同義。
対となるフレーズにおいて、ローマ字表記における子音を一致させる行為。
対となる一音、あるいは対となるフレーズにおいて、ローマ字表記における子音が一致すること。
厳密にいいかえれば、“子音保有音が、つねに同一子音かつ同一順序で登場すること”と定義できる。
一音単位の例として、「か」と「き」であれば「KA」と「KI」で表記されるため、子音「K」が一致したとみなす。
フレーズ単位の例として、「ホタル」と「一人」であれば「HO/TA/RU」と「HI/TO/RI」で表記されるため、子音「H/T/R」が一致したとみなす。
子音一致率は音響一致率の一種。
2音、あるいは2フレーズ間において、子音の響きがどの程度近いかを表す指標である。
同じ子音であれば、子音一致率100パーセントとなる。
母音一致率が同等な韻(ライムグループ)が複数あり、その優劣を比較する場合、子音一致率の違いが判断材料になる。
仮に母音一致率100パーセントであっても、子音の響きが遠ければ総合的な音響一致率は低くなる。
子音一致率に気を配った韻は、音響効果への意識が高いものといえる。
なお、日本語のラップにおける韻を考えるとき、慣習として母音一致が前提とされやすい。
そのため単に“一致率”といった場合、それは子音一致率を指すことが多い。
関連項目
子音の音数。
たとえば子音合わせにおいて、3箇所で子音が一致していれば3子音と数える。
“撥音「ん」”“促音「っ」”“長音「ー」”を取り去った状態で数える考え方は母音数と同様。
母音単音同士を合わせた場合にも1子音と数えるかどうかは意見の分かれるところ。
ここで、母音単音と母音単音の組み合わせの達成難易度は子音一致と同等と考えられる。
そのため、暫定的に1子音として考えている。(この場合は仮想子音が適用される)
関連項目
ライムパターンの一種であり、主に子音ライムの一致パターンを表現するために使用する。
あるフレーズの構成音を一音単位に分割し、子音の並びを文字として表記したもの。
特殊音(撥音「ん」、促音「っ」、長音「ー」)を取り除いた後、母音単音を仮想子音で、子音保有音をそれぞれの子音で表記する。
母音やリズムについては考慮しない。
対となる一音、あるいは対となるフレーズにおいて、ローマ字表記における子音が一致しないこと。
フレーズ単位の場合、登場する子音保有音のうち、一音でも子音が一致しなければ子音不一致とみなす。
ローマ字表記した時に子音を持つ一音。
実際には、子音を持つ場合は必ず母音も持っている。
つまり、すべての子音保有音が“母音と子音を持つ音”であるため、子音保有音は母音保有音の部分集合といえる。
子音保有音と母音単音(「あ」「い」「う」「え」「お」)を合わせた集合が母音保有音である。
子音一致を満たす韻。
狭義には、“母音不一致かつ子音一致かつリズム不一致”の韻を指す。
しかし、そこまで厳密に考えない場合は“子音一致を満たす韻全般”を子音ライムと呼ぶ場合もある。
(その場合、子音ライムが指す範囲には母音子音ライム、子音リズムライム、同音ライムも含む)
多くの場合、“子音一致を満たす韻”は母音一致も満たす韻(すなわち母音子音ライムまたは同音ライム)として登場する。
教義の子音ライムは、意図的に母音不一致を狙わなければ発生しづらいことから、目にする頻度は低い。
子音一致とリズム一致を満たす韻。
これに加えて母音一致の条件も満たす場合は同音ライムとなる。(三大ファクタの場合)
視覚的一致率。
フレーズを発音した際の波形画像を用い、視覚的な類似によって分析した音響一致率。
フレーズを発音した際の波形画像を用い、視覚的な類似箇所を手掛かりとして音響一致率の高いフレーズを探す手法。
実現性は不明だが、機械化アプローチ(マシンライミング)の一つとして有効かもしれない。
一人あたりに割り当てられるトータルの小節数だけ決めておき、各自の好きな位置で交代する共作企画向け構成ギミック。
将棋の持ち時間制に近い。
関連項目
読者に許容(評価)されるためにクリアしなければならない水準。
例えば同音連打ライムなど難易度の高いギミックを達成するための妥協として発音依存ライムや文章破綻を多発した場合、読者によってはトータルで低評価となる場合がある。
その基準は個人の価値観によるため厳密に規定することは難しいが、作者側である程度想定して備える必要がある。
狭義にはゴオウインを納得させること。
合わせた音数の短い韻。
何音以上を短いと考えるかは作者・読者によって異なる。
韻が短いことによる利点として、一定の小節内・行数内で連打できる回数の増加、配置可能な場所が増える自由度の向上などが挙げられる。
ライムフレーズ同士が、音響の一致だけでなく意味上の関連性も持つ韻。(=文脈一致率の高い韻)
共鳴するライムフレーズ。
具体的には“同じ意味の言葉”“逆の意味の言葉”“同じ分野の言葉”など。
シンクロライムは、繋ぎ部分に頼ることなく、ライムフレーズだけで自然な文章が約束された韻といえる。
わざと内容を崩すような繋ぎ方をしない限り、きれいに意味の通った文章ができあがる。
そのため、基本的にナチュラルライムの要件も満たすと考えてよい。
その構造から素材型シンクロライムと継ぎ足し型シンクロライムの二つに分類できる。
シンクロライムと対極にある韻は、内容の大きく乖離したスプリットライムである。
すでにボーカルがミックス済みの箇所に、オフボーカルのトラックを上書きすることで余白を作り出し、別のボーカルをミックスする音源ギミック。
関連項目
すでに踏んだ一組の韻に対して、休止(文字数や小節)を隔てて追加で踏む韻。
時間差ライムと類似しているが、“すでに踏んだ”とあるように、少なくとも一組の成立は保証された上で追加ポイントを狙うところが異なる。
“追い討ちライム”より名称変更。
関連項目
ステレオライムの亜種で、韻を踏むフレーズを左右から非同期で発声する音源ギミック。
ステレオライムから“同時”という条件を取り去ったもの。(そのため再生時間は2倍になる)
ボーカルを左右2トラックにし、左で「第一句X」、右で「第二句X」、左で「第一句Y」、右で「第二句Y」のように交互発声する。
韻はXX、YY、ZZのように隣接する。
左右は独立した歌詞として記載する。
2行の歌詞が少しずつ交互進行するので聴き手の混乱を招きやすい。
両耳で聞くと韻は成立するが、文章として成立しにくい。(うまく書けば成立させることも可能)
片耳で聞くと韻は成立しないが、文章として成立する。
関連項目
ステレオライムの亜種で、異なるライムグループに属するフレーズを左右から非同期で発声する音源ギミック。
時間差ステレオライムから“左右の韻が共通”という条件を取り去ったもの。
ボーカルを左右2トラックにし、左で「第一句X」、右で「第一句Y」、左で「第二句X」、右で「第二句Y」のように交互発声する。
韻はXY、XY、XYのように互い違いになる。(XYという長い一つの韻にも聞こえる)
左右は独立した歌詞として記載する。
両耳で聞くと韻は成立するが、文章として成立しにくい。(うまく書けば成立させることも可能)
片耳で聞くと韻は成立し、文章としても成立する。
関連項目
第一句が出現してから長い休止(文字数や小節)を隔てて、第二句が出現する韻。
間隔が長いほど意外性を生むが、読者が第一句を忘れ、不発に終わるリスクもある。
意外性と認識率の狭間を攻めるチキンレースといえる。
“お待たせライム”より名称変更。
関連項目
同音ライムと近い性質を持った韻。
たとえば母音子音ライムは、リズム不一致を含むため厳密には同音ライムといえない。
しかし、発音の工夫によりリズム一致率の改善を行えば、同音ライムと同等の効果を期待できる。
母音を曖昧に発音した子音リズムライムなども同様。
このように同音ライムとよく似た性質のある韻を準同音ライムという。
韻の配置を自由に(不規則な位置で)行う方式。
配置時の縛りがなくなることで固定配置に比べて表現の幅は広がるが、反復による心地良さに欠ける場合がある。
関連項目
侵略ミックスを駆使し、互いのパートを改変し合う共作企画向け構成ギミック。
各自パートをミックスし終えた後、他者パートの一部に侵略ミックスを行う。
侵略を受けた側は、侵略されず残っている部分に限り、反撃ミックスとして修正可能。
関連項目
ボーカルを左右2トラックにし、韻の第一句と第二句を同時に発声する音源ギミック。
2行の歌詞が同時進行するので聴き手の混乱を招きやすい。
しかし、うまくミックスしないと聞き取りづらいという欠点がある。
また基本的に左右の全踏みが求められるので、長いステレオライムは難易度が高い。
片耳で聞くと韻は成立しないが、独立した文章としては成立する。
そのほかのデメリットとして、ステレオライムではフレーズを同時使用することによって韻のもつ“反復性”が失われるので注意が必要。
解決策として、たとえばステレオライムを二つ並べることで、ステレオライム同士の韻によって反復性を補うことができる。
なお二名で行う場合は、左右のトラックに分かれ、第一句と第二句を同時発声する。
この場合は声の違いから、母音ライムではなく同音ライムのステレオ化も実用的である。
関連項目
ライムフレーズ同士が音響の一致だけで選定されており、意味上の関連性が見られない韻。(=文脈一致率の低い韻)
たとえば固有名詞と固有名詞で踏んだ場合などに該当する。
シンクロライムとは対照的。
繋ぎ方を工夫しても自然な文章にリカバリしづらく、破綻ライムとして低評価になりやすい。
しかし、編集力によってはナチュラルライムに昇華できることもある。
スプリットライムだから必ず低評価というわけではない。
正引き(forward lookup)は、韻の発掘方法の一つ。
馴染みのない言葉を起点とし、そこから知っている言葉を探す。
例として外国語の素材フレーズから発掘開始し、母語のライムフレーズを発見するなど。
作業効率のよい発掘といえる。
これとは逆に、知っている(馴染み深い)言葉を基点とした発掘を逆引きとする。
関連項目
現代によみがえったネットライム掲示板。
前の投稿から韻を引き継ぐルールは日本押韻倶楽部と同様。
ライムグループのうち、先に用意したもの。
残りのフレーズは後続フレーズ。
あるライムフレーズが“区切り無しのひとかたまりとして認識できる言葉”になっているとき、“素材”または“素材フレーズ”という。
素材は、韻を考える際の出発点やお題の役割を果たす。
“ひとかたまりとして認識できる言葉”には、固有名詞や慣用句、知名度のある言い回しなどが該当する。
複合語や連文節であっても、セットで述べることに必然性があればワンフレーズの素材とみなす。
対となるライムフレーズが、共に“素材”またはそれに準ずる言葉で構成されているシンクロライム。
発掘力に大きく依存する韻であり、希少価値が高い。
両面素材ライムの一種。
ひとつのフレーズを出発点(素材)にして、対となる韻を考えるライミング手法。
素材の改変を伴う交互継ぎ足し法とは対照的。
一人の作者が“過去の自分”と“現在の自分”の二名(場合によっては三名以上)でコラボレーションする共作企画(もどき)。
作成途中で凍結状態になった作品(特に共作もの)を蘇らせる目的で行われる。
音源媒体の場合、年月を経たことで声が変わっていることもある。
そのため、ソロなのに複数名のような掛け合いが楽しめる。
SIX作品の例として「beatmania(2017x2010)」など。
韻を踏む一組のライムグループのうち、最初に登場するもの。
二番目に登場すれば第二句、のように数える。
通常、第二句が登場した段階ではじめて“そこが第一句であった”と気付く。
一見は韻のように見えても、対応する第二句が登場しない場合、そのフレーズは第一句ではない(韻が成立しない)といえる。
ただし、第二句が歌詞にも発音にも登場せず、読者の想像で補う“地雷ライム”のような特殊な用法もある。
(以前は“上の句”“下の句”という呼び方をしていたが、三フレーズ以上の連打ライムに対応させるため“第一句”“第二句”に改めた)
歌詞を交換する共作企画向け構成ギミック。
全員が“直前パートの担当者が書いた歌詞”を歌って録音する。
完成後にオリジナル版(自分の作詞パートを歌ったもの)も作って答え合わせをする。
素材型シンクロライムとは異なり、ライムフレーズ部分がひとまとまりの言葉として通用しないシンクロライム。
韻を踏んでいない部分。
逆に韻を踏んだ部分はライムフレーズという。
お題として指定されたライムフレーズを使用し、繋ぎ部分だけを作詞する共作企画。
編集力の訓練になる。
ルール
メモ
関連項目
編集力を競う共作企画“繋ぎグランプリ”の亜種。
ルール
一つの楽曲に二種類の完成形が存在し、別々にリリースされていること。
実例としてS&M.「三題噺」など。
発掘あるいは編集の難易度が低い韻。
低難度ライムは作者の主観によって生じる。
どのような特徴を持つ場合に難易度が低くなるのかは、作者の能力に応じて決まる。
たとえば固有名詞を大量に暗記している作者がいれば、固有名詞同士の韻が低難度ライムとなるだろう。(韻ノート)
低難度ライムは質の低いものが多くなるが、必ずしも低評価ライムになるとは限らない。
ある作者にとって何が低難度なのか、読者は知らない。
高難度の韻を踏んでいると判断されれば、読者にとっては高評価ライムとなる可能性もある。
関連項目
発掘のスタイルの一つ。
一致率を徐々に下げて再検索する。
まず一致率100で踏めるか試し、無理なら95、それが無理なら90を試す。
同音ライムなど制約の厳しい韻の探し方として有効。
説明の便宜上、“撥音「ん」”、“促音「っ」”、“長音「ー」”を特殊音と呼ぶ。
これらについて筆者は、母音を持たない単なる演奏記号と解釈している。
特殊音を除くと、残りの音は母音保有音である。
同音ライム(広義には母音子音ライム)の三連打に対する、賞賛を込めた別名。
発見の難易度は非常に高い。
特に、第三句において意味上の破綻が起こりやすいため、長い音数で達成するには運の要素も大きい。
例は以下の通り。
現場離れちゃ劣りそうさ勘 ダンスフロアの囮捜査官
スタイルはおっとり? そう盛んなパーティーで今日も 音・理想 探す
勝哉(「自由スタイル」)
「劣りそうさ勘」「囮捜査官」「おっとり?そう盛ん」が「お/(っ)/と/り/そ/ー/さ/か/ん」の母音子音ライムである。
なお、上記は四連打のライムグループだが、第四句「音・理想 探す」が子音不一致なので、母音子音ライムを満たすのは第三句までとなる。
(第二句までは同音ライムでもある)
同一の映像を繰り返し使用して反復性を強化した韻。
活字あるいは音声などによる韻が先にあり、それを補助する目的で映像が使用される。
活字や音声が韻の1フレーズであり、映像は韻の補助要素になっている。
テキストを掲載せず、音声をカットした場合は韻が成立しない。
テキスト中の一部分における“書体の一致”や“コーラスの有無”などによって、韻の認識率を改善する手法がある。
そのような補助の一種として映像を用いた、というのが同一映像ライム。
実例としてSIX「四面楚歌」がある。
一音だけで同音バトンを行う。
関連項目
複数のボーカルトラックが切り替わる境界部分で、同音ライムの“第一句”と“第二句”を同時に発声しながらトラックを切り替える音源ギミック。
継ぎ目のコーラスライム。
再生開始時、第二句は“第一句の被せ”として認識されるかもしれない。
その場合、ライムフレーズ以後にボーカルトラックとして継続することが意外性につながるだろう。
“段駄羅”という言葉遊びに似ている。
関連作品
複数のボーカルトラックが切り替わる境界部分で、同音ライムの“第一句”と“第二句”を二人で同時に発声しながらトラックを切り替える音源ギミック。
同音バトンの二名バージョン。
関連項目
ライムパターンの一種であり、主に同音ライムの一致パターンを表現するために使用する。
同音ライムとは、狭義には母音子音リズムライムを指すが、音源媒体等において同等に機能する母音子音ライムも含めることがある。
ある同音ライムが母音子音リズムライムである場合、同音パターンは母音子音リズムパターンの形で表記する。
一方、母音子音ライムである場合、同音パターンは母音子音パターンを拡張した独自の形で表記する。
その場合、母音保有音については通常通り表記し、特殊音についてはライムグループ内の全フレーズで一致する場合にのみ表記する。
同音ライムかつフルライムである韻。
つまり“母音一致率100パーセント”かつ“子音一致率100パーセント”かつ“リズム一致率100パーセント”かつ“韻面積100パーセント”の韻。
ある作品において、全体の音数のうち同音ライムが占める割合。
同音ライムを一致音数の長さで評価すると見落としてしまうものがある。
たとえば繋ぎ無しで複数の同音ライムが列挙されているとき、それらのライムフレーズ単体の音数を語ることには大きな意味がないと思われる。
より正確に技巧性や難易度を比較するための指標として同音ライムの密度、同音率が使えるだろう。
同音率100パーセントの作品に「同音通」「四面楚歌」などがある。
関連項目
同音で3フレーズ以上連打する韻。
作者によっては、同音ライムの代用として準同音ライムを用いることもある。
関連項目
起源が同一で表記の異なるフレーズを組み合わせた韻。
「パーフェクト」と「パフェ」、「一杯」と「いっぱい」など。
同音ライムと同等の音響一致率を持つが、そのことに希少性はないため基本的に低評価となる。
これ単体で発掘力のアピールにはならないものの、アクセントとして用いることで面白い味わいが出る。
便宜上、“韻を観賞する者”を読者と呼ぶ。
テキストの場合は読み手、ラップなど音源の場合は聴き手が読者となる。
同様に、“韻を考える者”は作者と呼ぶ。
韻の一フレーズの内部に、一組以上のライムグループが内包されたもの。
たとえば「プラズマクラスター」「胸倉つかむな」など。
「プラズマクラスター」というフレーズの中に「プラズマ」「クラスター」の韻が含まれている。
「胸倉つかむな」というフレーズの中に「胸倉」「つかむな」の韻が含まれている。
音は近いが意味に隔たりのある韻(スプリットライム)を組み立てる際に、繋ぎの言葉を工夫して文脈の不自然さを解消する作業。
馴染ませが成功すれば、そのような韻でもナチュラルライムにでき、高評価を狙える。
一例として下記のような手法がある。
自然な文章を保った韻。
音の一致だけを求め、意味を犠牲にした“破綻ライム”と対照的。
作者により韻として意図された部分が、読者に正しく韻として受け取られる比率。
踏むために無理をして意味不明な言葉になっていたり、文法の誤りを含む韻。
対義語はナチュラルライム。
韻のフレーズを考えること、発見すること。
第一句あるいは既存のライムグループをお題として、それと韻を構成するフレーズを探す。
発掘後に(あるいは並行して)編集を行う。
韻を発見する能力。
編集力と合わせてライミングの二大スキルである。
関連項目
歌詞を書き終えた後、バースの時系列を入れ替えて配置する作詞ギミック。
5⇒4⇒3⇒2⇒1のような逆順もあれば、3⇒5⇒2⇒1⇒4のような無作為な順序にすることもある。
物語でいうと「メメント」や「瓶詰地獄」のようなイメージ。
関連項目
曲中に登場した韻を列挙し、聴き手による投票で勝敗を決する共作企画。
ある素材フレーズを選び、長期間にわたってその別解を発掘し続けるような韻。
ライフワーク的なもの。
あなたも自分のパートナーライムを作ってみてはどうだろうか?
関連項目
自分の活動や創作物を自分で褒める。
他者に依存しない生き方として近年広まりつつない。
同音ライム以外の韻。
一致率の面では同音ライムに劣る一方、何らかの優れた要素があれば同音ライムを凌駕することもある。
たとえば文脈の関連性、連打回数など。
ライムグループの一部に使い古された言葉を含んだ韻。
その内訳は、“五秒ライム”または“五秒ライムの別解”である。
踏んでいる意図が読者に伝わりづらい韻(認識率の低い韻)。
逆に伝わりやすい韻はクリアライムと呼ぶ。
伝わりにくくなる要因としては、主に“音響一致率の低さ”や“登場位置の遠さ”が挙げられる。
その他、ラップなどの音源媒体においては“歌い回し・寄せの消極性”、ネットライムなどの活字媒体においては“表記の仕方”などがある。
まったく認識されない場合(認識率が0パーセントの場合)、不発ライムと呼ぶ。
登場のタイミングに意外性のある韻。
長い間隔を隔てた時間差ライム、素材後出し型の別解ライム、一般的な脚韻レイアウトから脱した自由配置の韻などが該当する。
音響一致率が低すぎる表記依存ライム、間隔を空けすぎた時間差ライム、節回しが大きく異なる韻――など、認識がきわめて困難な韻。
複数名の作者が書いた歌詞を、まとめて一人で歌う共作企画向けギミック。
どの部分を誰が書いたのか推理する楽しみ方が可能。
声質や歌唱力の差に左右されず、テキスト内容だけをフラットに比較できる。
そのため、パンチラインバトルのような韻を競う競技でも有用。
関連項目
韻面積100パーセントの韻。
全踏みともいわれる。
母音子音リズムパターンと同義。
そう書くと長いので略してVCRパターンとすることがある。
三句以上の連打で韻を踏む際に、一部の句だけが短い音数になっているもの。
部分一致ライム。
スプリットライムの馴染ませに用いる繋ぎ部分が、同時にライムフレーズであるような韻のこと。
韻を踏みながら意味の接続を狙う高度な技法。
ブリッジライムは複数のライムグループにまたがっている場合もある。
韻を配置するスキル。
発掘力と合わせてライミングの二大スキルである。
一つの素材フレーズをお題として、すぐれた別解ライムを探す共作企画。
発掘力のトレーニング。
既出の韻に対して新たなフレーズを追加して踏む韻。
頻出語ライムのうち、“五秒ライムの片側を残し、新フレーズと組み合わせた韻”であったり、ライムジャックによる別解などがある。
対となるフレーズにおいて、ローマ字表記における母音を一致させる行為。
対となる一音、あるいは対となるフレーズにおいて、ローマ字表記における母音が一致すること。
厳密にいいかえれば、“母音保有音が、つねに同一母音かつ同一順序で登場すること”と定義できる。
一音単位の例として、「か」と「さ」であれば「KA」と「SA」で表記されるため、母音「A」が一致したとみなす。
フレーズ単位の例として、「カラス」と「砂漠」であれば「KA/RA/SU」と「SA/BA/KU」で表記されるため、母音「A/A/U」が一致したとみなす。
ライムパターンの一種であり、主に母音子音ライムの一致パターンを表現するために使用する。
あるフレーズの構成音を一音単位に分割し、母音とリズムの並びを文字として表記したもの。
子音については考慮しない。
母音子音ライムかつフルライムである韻。
つまり“母音一致率100パーセント”かつ“子音一致率100パーセント”かつ“韻面積100パーセント”の韻。
リズム不一致を内包するため、難易度や希少性において同音フルライムに劣る。
ライムパターンの一種であり、主に母音子音リズムライムの一致パターンを表現するために使用する。
あるフレーズの発音をかな表記したもの。
母音の音数。
もしくは母音一致を評価する際において、母音の一致した音数。
3箇所で母音が一致していれば、3母音と数える。
“撥音「ん」”“促音「っ」”“長音「ー」”を取り去った状態でカウントする。
ローマ字表記した時に母音を持ち、子音を持たない一音。
「あ」「い」「う」「え」「お」「ー」のこと。
説明しやすくするための便宜上のグループ。
なお母音単音同士のペアでは子音不一致が発生しないことから、“子音合わせの要件を満たした”と考えられる。
(これは“仮想子音”という考え方を用いるとイメージしやすい)
ライムパターンの一種であり、主に母音ライムの一致パターンを表現するために使用する。
あるフレーズの構成音を一音単位に分割し、母音の並びを文字として表記したもの。
特殊音(撥音「ん」、促音「っ」、長音「ー」)を取り除いた後、母音保有音をそれぞれの母音で表記する。
子音やリズムについては考慮しない。
対となる一音、あるいは対となるフレーズにおいて、ローマ字表記における母音が一致しないこと。
フレーズ単位の場合、登場する母音保有音のうち、一音でも母音が一致しなければ母音不一致とみなす。
ローマ字表記した時に母音を持つ一音。
内訳を大きく二つに分ければ、母音単音(「あ」「い」「う」「え」「お」)と子音保有音である。
日本語を構成する音の大部分がここに含まれる。
母音保有音を除けば、残りは長音「ー」と撥音「ん」と促音「っ」の三種類となる。
なお、長音「ー」は母音単音として表記されることもあり、見方によって母音保有音とみなすこともできるだろう。
ここでは母音を持たない単なる演奏記号として解釈している。
母音一致を満たす韻。
狭義には、“母音一致かつ子音不一致かつリズム不一致”の韻を指す。
しかし、そこまで厳密に考えない場合は“母音一致を満たす韻全般”を母音ライムと呼ぶ場合もある。
(その場合、母音ライムが指す範囲には母音子音ライム、母音リズムライム、同音ライムも含む)
ライムパターンの一種であり、主に母音リズムライムの一致パターンを表現するために使用する。
あるフレーズの構成音を一音単位に分割し、母音とリズムの並びを文字として表記したもの。
子音については考慮しない。
母音一致とリズム一致を満たす韻。
これに加えて子音一致の条件も満たす場合は同音ライムとなる。(三大ファクタの場合)
機械・コンピュータによるライミング。
進捗共有によって各自の目標達成を後押しする会議。
ルール(案)
関連項目
何らかの手段によって各自の目標達成を妨げる会議。
行動に負荷を掛けるウェイトトレーニングのようなもの。
その目的は、障害を克服し目標達成できる集中力や精神力の獲得である。
関連項目
難易度の高い特殊ルールを適用した共作企画。
SIXと接点を持った創作者は闇のゲームに巻き込まれやすいといわれている。
関連項目
音源において、韻を踏んでいる箇所同士で似た節回し・歌い回しをすることにより、踏んでいると認識しやすくすること。
作詞の過程を公開する試み。
ライブドローイングの作詞版といえる。
創作中の思考過程を公開することで、各参加者のスキルアップに繋げる。
一組の韻。
最小構成のライムグループは2フレーズで構成される(ワンペア)。
3フレーズ以上で構成されるグループは連打ライムと呼ぶ。
過去に他者の踏んだ韻と同じ素材フレーズで、別解を探して韻を踏む作詞ギミック。
和歌でいう本歌取りのようなイメージ。
音源作品では侵略ミックスと併用されることもある。
関連項目
あるフレーズの構成音を一音単位に分割し、その並びを文字として表記したもの。
母音ライムを対象とした母音パターンや、母音子音ライムを対象とした母音子音パターンなど、一致ファクタごとに異なる。
韻を踏んでいる部分だけをピンポイントで指す言葉。
単にフレーズと呼ぶこともある。
個々のライムフレーズは登場順に“第一句”“第二句”のように呼ぶ。
ライムフレーズを数えるときは“一句、二句”、または“1フレーズ、2フレーズ”のように数える。
一方、韻を踏んでいない部分は“繋ぎ”という。
対となるフレーズにおいて、音数および“撥音「ん」”“促音「っ」”“長音「ー」”を一致させる行為。
対となるフレーズにおいて、音数および“撥音「ん」”“促音「っ」”“長音「ー」”が一致すること。
いいかえれば、“音数が一致し、撥音/促音/長音が同位置で登場すること”と定義できる。
例として、「バッシング」と「実験機」であれば、「ばっしんぐ」と「じっけんき」と発音されるため、リズム「XっXんX」が一致したとみなす。
(これは母音不一致かつ子音不一致であり、狭義のリズムライムである)
なお、表記上は「ー」でなく「あ」「い」「う」「え」「お」と表記されている場合であっても、発音時に長音として発音される母音単音は長音とみなすことがある。
ライムパターンの一種であり、主にリズムライムの一致パターンを表現するために使用する。
あるフレーズの構成音を一音単位に分割し、「α」「β」「ん」「っ」「ー」のいずれかで表記したもの。
子音については仮想子音αと一般子音βを区別して扱うが、母音の一致不一致は考慮しない。
関連項目
対となるフレーズにおいて、音数または“撥音「ん」”“促音「っ」”“長音「ー」”が一致しないこと。
リズム一致を満たす韻。
狭義には、“母音不一致かつ子音不一致かつリズム一致”の韻を指す。
しかし、そこまで厳密に考えない場合は“リズム一致を満たす韻全般”をリズムライムと呼ぶ場合もある。
(その場合、リズムライムが指す範囲には母音リズムライム、子音リズムライム、同音ライムも含む)
用意した3フレーズを元に、三題噺のお題を後付けで定義すること。
何のために?
韻のリバースエンジニアリング。
踏まれた韻から逆算し、素材フレーズを推測すること。
関連項目
不確定性を持つ韻。
読者に韻として観測された時、どのような韻であるかが確定する。
たとえば読み方が複数ある漢字を用い、どちらの読み方を選ぶかでライムフレーズが変動するような韻。
原則として、発音のない媒体(活字媒体)にのみ存在する。
二つのライムフレーズのどちらも、素材として通用するような言葉選びになっている韻。
素材を改変せずに韻を導き出しているので、分類上は素材先行法による韻といえる。
三つのフレーズで全て素材を用いた場合は、三面素材ライムといったところか。
表記と発音の異なる韻の一種。
一度踏んだライムフレーズを同義語に置き換え、置き換え後も同じ位置で韻として成立させる作詞ギミック。
以前は単に吹替ライムと呼んでいたが、“両面吹替ライム”と“片面吹替ライム”を区別するために名称変更。
関連項目
表記と発音の異なる韻の一種。
通常の両面吹替ライムは同じ歌詞を二回繰り返すが、省略版では一回だけ発音する。
表記と発音で、二種類の韻を実現する。
一つ目の韻は、歌詞を目で見たとき(および読者が音読したとき)にのみ成立する。
二つ目の韻は、音声を耳で聞いたときにのみ成立する。
読者が脳内で先読み再生した音声との不一致による意外性を狙っている。
置き換え後も韻として成立する点は通常版と同様である。
関連項目
歌詞の一部を指定し合う共作企画向けギミック。
MP6「予定調和」において、作詞者側で行われた闇のゲームである。
ルール
適用例
関連項目
類似した映像によって反復性を生み出した韻。
映像自体が韻の1フレーズであるため、たとえば音声を付けずに無音映像と無音映像の類似性によって構築することも可能。
創作物を客観的に見つめるため、時間をおくこと。
作成途中は作者目線が強く出過ぎており、冷静に評価できない可能性がある。
少し寝かせて、落ち着いたタイミングで鑑賞することで改善点が発見しやすくなる。
韻に限らず有効な手法。
長時間寝かせすぎると作業再開するのが億劫になるので注意。(これは凍結)
あるライムグループにおいて、ライムフレーズが登場した回数。
連打回数。
3フレーズ構成なら“3連打”のように数える。
連打数の代わりに回転数という表現で“3回転”のように数えることもある。
合わせた音数の長い韻。
何音以上を長いと見なすかは個人の価値観によって異なる。
(一例として、筆者は7音以上をロングライムと考えている)
韻であると認識可能な長さの上限は、2小節(2小節と2小節のペア)あたりが現実的と考えている。
これ以上の極端に長いものは、反復位置が離れたことにより認識されづらくなる。
2フレーズで構成される韻。
ライムグループとしては最小構成。
一バースや一曲など、まとまった単位で行われる大規模な連打ライム。