四季 

薄紅 花景色 たんぽぽの綿毛
結び目はアラベスク 反復の中で
咲いて 散って せつなさを感じ
はかなげに薫る風 オーガンジー

眩し過ぎる波が 白く砕け
サンダル跡をつけ 海岸アラウンドビュー
ただようブイ見れば ひどく不安げ
潮風閉じ込めた 貝殻の渦
頬杖つき放心する 私の悪い癖
four seasons 想い出に変えて
浜ですくわれる 形の無い夢
裸足もかまわず summer days rag

街行けば夕暮れ 物思いは募る
ものも言わず飲み込んだモノフォニーワーズ
並木通り 赤や黄で染まりゆくわ
誰かに会いたい季節 somebody to love

窓ガラス 結露 吐息を曇らせ
沈んでいくセピア色 遠い記憶の螺旋
手のひらにとけるは 粉雪のシャーベット
温もりと出会う こんな夜更けの調べ

赤く石楠花 チャプター0を飾る幕開け
春はあけぼの
雪解けを待って勇気奮わす
生命が溢れたビューティフルアース
数々のドラマは大地に息吹き
いつか全てが無くなるものなら
せめて見送りたいナチュラリズム
気が付けば巡り 夏秋冬

叫び声 Amploud済 集まり寄る
僕ら まるで油蝉 夏は夜
現実はコーラの泡 つまり偽り
記憶だけ美化され smiley smile

見失った ベガ デネブ アルタイル
宛名もない手紙 秋は夕暮れ
この喪失感は願っていて埋まるか?
afternoon pray いまも佇んでいる
have a good day

灰と燃え滓の黒 明度差リバーシ
崩しゆく火箸 冬はつとめて
静寂 時とまる バトゥール湖
白い花 無心にただ降ることを

text / SIX
beat / 大槻なな

2004.3.27 x 2018.10.8