Re:ZION回路
ならば始めるか 正せアーキテクチャ
おれがやるといえばやる 脇目振らず
人生は一枚のベストアルバム
幕末でも平成でも不変のはずさ
善悪も愛憎も白黒二階調に
塗り分けちまえば ひどく嘘みたい
充電したぶん活発なロングスリーパー
腑に叩き落とすぜ ホールインワン
現わす頭角 黄金の鷲
フォローザフリーダム 追跡 オートマティック
呆然の大勢は指をくわえ ずっと眺めていろ
おれが沸かすNewyork Times
周波数合わせろ 着々とな
合法的 異邦のサブカルチャー
時に偏るくらいが好き 突っ込んでいく
アタックフォームはごり押しの通行手形
刻むスネア ハット バスドラムの世界は
広がるテーマパークのアトラクション
幼稚な論旨だがオーケイかベイビー?
何のマニアかいわずともNovember, 20
だいたい1/3くらい韻で埋める
残り2/3はライミングスペース
極端と極端の両極端子に挿す
このポリシーは本当素晴らしい
ローカルすぎる傾向がグローバルに進化
狙うやつらより的を射るのは不幸な皮肉さ
今日も一花を開くため いろはなどを散らすか
自己破産も辞さぬ熱意 血の赤をちらつかす
机上の空論さえハイレゾリューション
中途半端じゃブラックリストにも入れず
交流所で同じグレードの夢語る建築業者
名は残せずに消えていくようだ
宇宙の片隅にある おれの世界の中心
苦痛も山積みな生活を通じ
プライドと引き替えに枯れ木の賑わい
心理戦に疲れた還暦のみぎわ
余所より上等な俎板で生き
(肺活量の割に長いため息)
黒一色で彩るB5判のノート
耐水のマスカラで落書きをどうぞ
日毎うつりゆく思索 自己陶酔
威張る客船のキャプテン 海水飲ますからな
霞む液晶ん中 グダグダつぶやいて
不がつくほど安定 うだつの上がらぬ所為
どっちが自分だったか見失う始末
こちらは何十年叩き上げた付け焼き刃
創作意欲だけじゃトータルでリコールもの
契約不履行もいいところ 飛び出す疑問符
バール突っ込んで潰す鍵穴
才覚も無自覚じゃ無価値 悲しいかな
無から産み出すインプレッション
雑種犬を授けろ 天の阿婆擦れ共
血統もたぬ草の根でも自分で背負う
バックグラウンドが背中押すんだ
――歩けるとも。
インコンプリートがキーとなるヒップホップにおいて
欠点に賭け地獄行きを望む
バツ求めツミ重ねる常習犯罪者
首筋にパンチライン 知を吸うヴァンパイア
それなら「絶望の夜」に乾杯のグラスと
浮かんで消えるワーズにワンナイトラブを
一番上なんかに居て勝ち上がれるか?
境遇へのコメントなど有り難迷惑
自己満足自作自演(笑)
雑音達 コンタクトリストから削除したらいい
とうに死んだ気でいるのが活路
現在のパーツにすりゃ生き返るpast
おれにセンス貸してくれ ファンキープレジデント
生かすほうが残酷なアンチテーゼ
言葉の裏側 誘うノスタルジー
無人の街で暮らすように傍若無人
古紙でさえ生まれ変わり役に立つってのに
リセット効かない人生のバグり具合
杭も残らぬほど押し流す
激流のような自己満足 他にだれができる
過不足のあるステータスパラメータでも
安息を求め研鑽続けるんだ
悪名誇り高ぶって片隅の迷路で零す
夢の残骸探すにもエンドレス
石を積み愚痴でも吐け 宵の小唄
底無し沼のバトル はっけよいのこった
負け犬にもなれないエントリー辞退者
「そんなことないよ」って返答に期待しちゃう
オーガニックかつ無農薬な新千歳空港
根を張る地はどこであれ きちっとしていくぞ
読み取れなかった君はお気の毒
破傷風みたいなおれを除菌消毒しろ
ここは手を取り合っちゃ通れぬ狭い道
迂回したってそれ以外にありはしないのに
可能性なんて形のない物に身を預け
見ようとするファンタジーのザイオン
酸鼻を極める上に賛同者ゼロ
されど斃れるまでこの地でサウンドを囀ろう
ここに記録した葛藤、フロウやリリックが
後押しとなり 傷口の膿を出し切るんだ
泥水でぬかるんだ獣道すら
この瞬間の最高であり、ほんの一部だ
text / SIX
beat / EclipticSelftet “Winds of Urania”
in reply to / ODA “ZION回路”